先日、東京においてマーケティングの大型セミナーがあり、
ガッツリ学んできました。
流れの早いこの業界、トレンドもツールもシステムもどんどん進化していくので、
私のような仕事は最新の情報を取り入れなければいけないわけです。
なにしろ知識が売り物ですからね。
ただ、どんな仕事をしているにしろ、情報は重要ですよね。
時代に遅れることなく、
常に最大の価値を提供し続けようと思ったら、当然のことです。
しかし、最新トレンドを追いかけるあまり、本質を忘れてはいけないなと常々思います。
SNSというトレンドの正しい使い方、
考え方についてはこちらでわりとガッツリ書きましたが、
要は
- どこに自分の見込み客がいるのか?
- 見てくれる人に対して伝えるべきメッセージは何か?
という基本を押さえておかないと無意味だよ、
という話でした。
最新トレンドだけを追いかけると…
最新トレンドに乗っかる際も、
- それは誰がターゲットになるのか
- どういうメッセージを発信できるのか
ということは先に考えておくべきです。
そうでないと例えば、
「女子会が流行っているらしい」
という情報を仕入れた
「昭和風の大衆居酒屋」が
「女子会コースを推し始める」といった
とんでもないミスマッチが起きたりするんです。
笑い話のようですが、本当の話です。
確かにレトロ感のある●●横丁みたいな
飲み屋って、飲んべえ女子に人気だったりします。
だからウチもその雰囲気があるから、
来るんじゃないか?
って思う気持ちもわかります。
ただ、今までその層は取り込めてたの?
ってところを完全に無視してるわけです。
マーケティングの基本は変わらない
どんなトレンドに乗るとしても、
どんな手段・手法・ツールを使うとしても、
マーケティングの基本は変わりません。
というか、基本を押さえてこそのトレンド追求なんです。
やっていることが見えやすいビジネスほど、
成功事例はパクられやすいです。
しかし、なぜそれが成功しているのかという
根本の部分を真似ずに表面だけ真似るので、
結局同じようには成功しないし、
一瞬だけはうまくいっても次にはつながらない。
そんなパターンがとても多いです。
本質を押さえつつ、最新トレンドを学ぶ。
これは、経営者ならば常に努力すべきポイントですね。
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