最終更新: 2019.9.26
那覇から大阪へ戻ろうかというところでこれを書いています。
今回は那覇で初めてセミナーも開催しましたが、
実は毎回、異業種交流会をやっています。
(沖縄では主催者側です)
沖縄でビジネスメインの交流会ってあんまりないので
ちょっと異色な存在かもしれないんですが、
それだけにいわゆる「交流会初心者」の方も
ちらほら見受けられます。
ところであなたは、
「異業種交流会」とか「名刺交換会」みたいな集まりに行ったこと、ありますか?
会員制のクローズドなやつではなく、
誰でも参加できて、参加費も比較的安価の、
オープンな交流会です。
異業種交流会の残酷な真実
結論から言うと、
ずばりそこにあなたのお客さんはいません。
いや、もちろんたまにはいますし、
皆が「話を聞きたい!」ってなってくれる場合もありますが、レアケースです。
あとは低価格なものなら売れます。
店舗ビジネスや、持ち出し費用なしでできる経費削減系のサービスなどですね。
でも投資や不動産や保険、コンサル、コーチ、
講座のような高額サービスは厳しいですね。
だって、みんな自分のビジネスを売り込みたくて来てますからね。
何か商品やサービスを買いたいと思ってきているわけではない。
考えてみれば当たり前のことなんですが、
初めて参加してみて
「ここにはお客さんになる人はいない」
って判断して、ガッカリして帰っていく人。
必ず一定の割合でいるんですよね。
ビジネスのやり方が下手ですね。
他にも、不動産あたりだと即売れないのは覚悟の上で来てるでしょうが、
リフォームや設備屋さんあたりはお客探しに来てることがけっこうありますね。
じゃあ、異業種交流会はどう使えばいいのか?
交流会で直接お客を獲得できないとすれば、どうするか?
当然、そこで出会った人からの”つながり”でお客を獲得するわけです。
はい、答えコレです。
それ、人脈?知り合い?
もう少し詳しく言うと、
多くの人はこれを「人脈を広げる」って言ってますね。
「人脈」って便利な言葉ですが、
それって「人脈」なのか、
ただの「知り合い」が増えただけなんじゃないかという問題もあります。
結局は、それが成果(=売上)に結びついているか否かという観点で考えれば、
人脈ができたからハイOKとはやはりならないわけです。
本当にリーチすべき相手とは
というわけで、まず「知り合い」になったら、
その人の背後にある人脈にリーチできないかを考えましょう。
平たく言うと「紹介をもらう」ということです。
ただやはり現実的には、
出会ったばかりで信頼関係を築けていない人にいきなり自分の知人を紹介するのは、
紹介するほうもリスクが高いわけです。
しかしこれにもいろんなやり方があって、
・自分がターゲットとしている層とのつながりを持っている人を紹介してもらう
・その人と一緒にイベントを企画し、主催者としてターゲット層にリーチする
・販促資料や無料サンプルを、その人を通して渡してもらう
など、必ずしも「紹介」という形でなくてもなんらかの入り口は作れたりするわけです。
本当にビジネスを発展させたいなら?
「会って知り合えば何かが起きるかも」
という考えでなんとなく名刺交換するのではなく、
「どういう関係になるのがお互いにとってベストなのか?」
を考えながら、
新たな出会いを活用しましょう。
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