最終更新: 2019.9.26
今年もエイプリルフールがやってきます。
ネット上を中心にみんなが
「楽しいウソ」
を求めて盛り上がる時代になりました。
数年前から大企業が参入し始めましたが、
そのあたりで
エイプリルフールマーケティングも飽和状態って感じですね。
もちろん、世間が注目するネタがある限り、
販促ネタに使えますが。
もはや、エイプリルフールネタはつまらない
エイプリルフールのウソと言えば、
・人を傷つけない
・楽しい気持ちになるような
というガイドライン(?)を守ってやるものですよね。
でも、今やみんながみんなそういう
「楽しいウソ」を
こぞって発表するわけですよ。
…目立たないですよね。
要は、横並びじゃないですか。
となってくると、
思い切って悪質なウソをついたほうが目立つわけですよ。
だったら炎上してしまおう
去年(2016年)の例で言うと、
「映画.com」のネタが良かったです。
「オデッセイ」という映画のキャッチコピー
「70億人が彼の還りを待っている」
をもじったものなんですが。
たとえば、
・ふなっしー
「70億人が彼の梨汁を待っている。」
・貞子
「70億人が彼女の呪いを待っている。」
というあたりはまだカワイイもので、
・トランプ大統領
「70億人が彼の落選を願っている。」
※当時はまだ米国大統領候補でした
・乙武洋匡
「70億人が彼の絶倫にびっくりぽん。」
※当時、5人の女性との不倫が発覚
ここらへんで炎上し、
あとで謝罪してましたが…
しかし、一部からは大いに支持を得ました。
一部の人に強烈にウケろ!!
でも、われわれ中小企業のビジネスの基本は
「ニッチを狙え!」です。
大衆受けを狙うのではなく、
一部のコアなメッセージが響くファンを獲得しにいく。
であれば、
「みんながやっていること」の逆をいく、
「逆張り」戦略を取るほうが
いいわけですよね。
あなたの業界でみんなが横並びでやっている
「常識的」な行動って、何かありませんか?
エイプリルフールまであと数日。
逆張りの発想をなにか考えてみてください。
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