最終更新: 2024.2.26
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Facebook集客の強みと弱み
あなたはFacebookは活用していますか?
いや~Facebookなんてもう使ってないよ~あれはオワコンだよ~という声が聞こえてきそうですが、集客できるかどうかで言えば、正直言ってFacebookはまだまだ使えるメディアです。
一部の新しもの好きな、流行に敏感な人々はもちろんいま一番勢いのあるSNSを使いたがります。
今だったらX(旧Twitter)とInstagramのほうが集客用SNSとしてはメジャーに使われてますね。
結論として、Facebook集客の強みは見込み客(クライアント候補)の教育と関係性の強化がしやすいところにあります。
逆に弱みとしては、まだあなたやあなたのサービスのことを知らない新規顧客へ認知を広げることが難しいということが挙げられます。
以下、詳しく解説します。
ビジネス用途でFacebookを使う
経営者の利用は多い
集客をしたくて「いま何が流行っているのか」ということを聞かれる経営者は多いですが、そもそもマーケティングを考えるときに「世間の流行りが何か?」というのは本質ではありません。
あなたのお客になるターゲット層(見込み客)はどこにいるのか、何を使っているのか?と考えるべきですね。
ターゲットが集まっているところに広告を投入するのが基本です。
ですから、たとえば初期のInstagramに高級腕時計だとか住宅だとかの広告を出してもあんまり売れなかったでしょうね。
初期のInstagramのメインユーザーは10代~20代の若年層でしたから。
今だったら40代~50代でも普通に使ってるのでいけるかもしれません。
対してFacebookは、ブームは過ぎたと言われて久しいですが、依然として35歳以上の層の利用率は高い傾向にあります。
また、経営者層の利用率が高いのもFacebookの特徴です。
使い方を間違えていると無意味
と聞くと、BtoBの企業は
「じゃあFacebookをやればいいのか!」
となるわけなんですが…。
はっきり言ってしまうと、世間の8割以上の企業はSNSの使い方を間違えています。
というか、そもそもなんのためにやっているのかわかりませんし、本人もわかっていないんだろうなと感じる場合が多いです。
なんとなく「面白かった記事をシェア」とか
「心に響いた名言的文章を書く」とか
ましてや「単なる社長の日常」とか
それは何を目的としてやってるんだ?ってことです。
SNSで発信する目的は何か
本当にSNSで集客をしたいなら、戦略がないと無意味です。
SNSをやっている時間が無駄になってしまうんですよ。
では、「SNS戦略」とはどういうことか?
まず、あなたがビジネスでSNSをどのように
役立てたいのか考えてみてください。
概ね、次のうちどれかじゃないでしょうか?
- とにかく目立ちたい
- 自社やサービスの認知度を向上させたい
- 集客したい、または集客につなげたい
まず、1と2について考えてみます。
1,とにかく目立ちたい
「ビジネスで」と条件をつけてあるので、
1を選ぶ人はあんまりいないかもしれません。
でも、実際にはこれで終わってしまっている人はかなり多いです。
目立つのは良いんですが、
ビジネス的な意味があるかどうかを考えてやるようにしましょう。
ともすれば「うざい」で終わってしまいます。
というわけで、主に考えるべきは2と3ということになります。
2,自社やサービスの認知度を向上させたい
実際には1の行動をしてしまっている人は2を選んでいるかもしれません。
実際、広報目的でいろんな情報を流す人は多いです。
それはそれでアリなんですが…。
端的に言って、認知度アップはFacebookでは不向きなんですよね。
だって、知り合いとつながるのがFacebookですよね?
あなたがFacebookに行った投稿を見るのは、つながっている友だちのはずです。
つまり、「リピート客や常連客に向けて広報する」という目的であればやる価値があるということです。
ここでするべきは、
「既にあなたの商品・サービスを知っている人に対して理解を深めてもらうための投稿」
です。
あなたのことを知らない人に宣伝するためじゃありません。
そこは間違えないでください。
これがやりたければ、例えばあなたのFacebook投稿を友だちが一斉にシェアしてくれる、ということが毎回起こらなければなかなか実現できません。
もし、認知度アップのために新規客へリーチ(宣伝)したいのであれば、まだつながっていない人に対してFacebook広告を出すことを考える必要がありますよね。
ただし当然ながらお金がかかります。
SNSの良いところは「お金がかからない」というところです。
(あなたも「無料」という言葉には弱いですよね?)
ここはひとつ、できるだけ無料のままFacebookを使って集客する方法を考えてみましょう。
3,集客したい、または集客につなげたい
Facebookにいくら投稿をしたところで、新規客が来るわけではありません。
既存顧客とのつながりを深め、信頼を獲得するために使うのが正しい使い方です。
Facebookは「認知が広がる」メディアではありません。
「売上につながる」メディアだという特性を踏まえて、既につながっている友だちとの関係性を深める(エンゲージメントを高める、と言ったりします)ことを中心に考えましょう。
Facebookで新規集客したいなら
日本におけるFacebook全盛期にFacebook集客コンサルが教えていたのは、乱暴に言ってしまうと
- 見込み客になりそうな人を見つけて友だち申請しまくれ
- つながった人の投稿にコメントしたりいいねしたりして関係性を強化しろ
- ダイレクトメッセージを送って反応が良かった人に売れ
って感じがほとんどでした。
まあ、アクティブユーザー(いま現在Facebookを日常的に使っているユーザー)とたくさん友だちとしてつながることさえできれば、そこから売上をあげることは難しくないんですが、今から始めようという人はちょっと難しいかもしれないですね。
まとめ・関連記事
いずれにせよFacebookで集客するポイントは、Facebook集客コンサルが教えていたとおりで「友だちとの関係性を強化する」ことにあります。
マーケティングにおける「認知→教育→販売」の流れの中で、認知ではなく教育に強いメディアであることを前提に発信することが必要です。
- 他のSNS集客の考え方はこちらから
- SNS集客の基本の考え方はこちらから
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