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リストマーケティング:超強力なビジネスの基本とは

最終更新: 2024.3.26

ビジネス成長の不変の法則

リストマーケティングの重要性

ビジネスを運営していく上で、お客さんや売上が増え続けることは基本的な目標です。
というか、普通にビジネスをやっているのにお客さんと売上が増え続けないというのであれば、何かが間違っていると考えるべきなんですね。

しかし、実際には年々成長を遂げている企業は限られています。
この現状を踏まえ、ビジネスを成功させるために絶対に理解しておくべきことがあります。

ビジネスを成功させるために一番大事なものは何か?と言い換えてもいいでしょう。
それは「リスト集め」、すなわちリストマーケティングの重要性です。

マーケティングの権威が語るリストの価値

マーケティングの世界において、ジェイ・エイブラハムやダン・ケネディのような権威も、顧客リストの重要性を強調しています。
彼らは「顧客リストがないビジネスは、そもそもビジネスではない」とまで言い切っています。

ビジネスを成功させるために何よりも大事なのに、ほとんどの経営者がやっていない、意識していない、なんなら知らない、というのがこのリストマーケティングというものなんですね。
そして実はこの考え方は、マーケティングの最先端の地アメリカだけでなく、日本でも古くから理解され、活用されていました。

江戸時代の商人から学ぶリストの価値

日本の歴史を遡ると、江戸時代の商人たちもリストマーケティングの重要性を認識していたことがわかっています。
火事が起きた際に、彼らは顧客帳簿(大福帳と呼ばれた)を何よりも先に持って逃げた、あるいは井戸に投げ込んで守ったという逸話が残っています。
当時はすべてが燃えやすい木造建造物ですから、火事そのものあるいは火事の延焼を防ぐのは不可能に近く、しばしば大規模な火災が起きました。

しかし店舗が燃えてしまっても、顧客の連絡先さえあれば商売を再開できます
これは、顧客リストというものがビジネスの根幹を成す、変わらない真理を示しています。
リストマーケティングは、時代を超えてビジネスを成功へと導く不変の法則かつ非常に強力な手段です。

※もっとも、当時は掛け売り(後払いシステム)が一般的だったため、もし大福帳を失うと売掛金の回収が困難になるという事情もありました。

全てはリスト集めのため

ビジネスがうまくいかない原因

リストさえあればビジネスはうまくいきますし、ビジネスがつぶれるということもないわけなんですが、現実の経営者はどんな状況かといえば、

  • 「商品が売れない」
  • 「SNSでの発信が売上げに結びつかない」
  • 「紹介からしか売れない」
  • 「新規顧客を獲得できない」
  • 「そもそも集客自体ができていない」

といったものがあります。
これらの問題の根底には、リストを集めていない、または集めたリストを有効活用できていないという現実があります。

リスト集めのための取り組み

経営者は新規顧客の獲得のために様々な手段を試みます。
広告の展開、SNSでの積極的な発信、テレビ出演、コラボレーション、異業種交流会への参加など、これら全てがリスト集めの一環です。
実のところ、世の中のマーケティング活動のほとんどはリスト集めを目的として行われています。

リストがあればビジネスが潰れることはない、とさえ言われるほど、リストマーケティングはビジネスにおいて極めて重要な要素です。
顧客リストは、単に連絡先を記録する以上の価値を持ちます。
それは、顧客との長期的な関係構築、信頼の獲得、さらには継続的な売り上げの源泉となり得るからです。

ビジネス=リストコントロール

経営者として、集客、マーケティング、セールスの重要性は誰しもが認識しています。
しかし、これら全ての活動の核心にあるのは、実は「リスト」の管理です。

集客からセールスまで:リストの役割

  • 集客とは、リストを収集すること。
  • マーケティングとは、収集したリストを活用して、顧客に適切なメッセージを伝えること。
  • セールスは、顧客に対して商品やサービスを提供し収益を生み出す、つまりリストを換金すること。
    端的に言えば、ビジネスの全てはリストをどうコントロールするかに集約されます。

リストの定義とその重要性

では、リストの定義とは一体なんであるかというと、一言で言えばお客さんの連絡先のことです。
たとえば住所、電話番号、メールアドレス、LINE公式アカウントへの登録などがそれに当たります。
これらの情報を持っていることで、事業者は顧客に直接連絡を取り、関係を深めることができます。

SNSフォロワーとリストの違い

SNSのフォロワーも一種のリストと捉えられがちですが、ここには重要な違いがあります。
SNSでのフォロー関係は、必ずしも事業者と顧客が直接的なコミュニケーションを取るためのものではありません。

たとえばあなたが単にSNSでフォローしてるだけの人からいきなりDMが来る、という状況を想定してみてください。
ちょっと気持ち悪いし、怖いし、身構えますよね。
これでは、有効なリストとは言えないでしょう。

事業者から個別に何かしらの連絡がいったとしても何ら不思議ではない、という関係を築いておくことが重要となってきます。

結論・関連記事

ビジネスにおけるリストマネジメントの重要性は計り知れません。
リストを通じて、顧客との関係を築き、信頼を深めることが、長期的なビジネス成功への鍵となります。
したがって、単なる連絡先の収集を超え、顧客との関係構築にリストを活用することの重要性を理解し、実践することが求められます。

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