最終更新: 2019.9.26
私は仕事柄というのもありますが、
出張が多いです。
割と日本全国あちこち飛び回りますし、
いろんな街に行くのが個人的に好きでもあります。
そうやっていろんな都市に行っていると
その街ごとの経済的、あるいは文化的な勢いというものが感じられます。
ビジネスをしている以上、
やはり景気と言うものは気になりますよね?
ちょっと大きな話から入ってしまいますが、
ビジネスにおいて売り手と買い手の
信頼関係というのは、
「買うか買わないか」という行動に
大きな影響を及ぼします。
友達だから買う、付き合いがあるから買うと言うのはよくあることですし。
むしろ知っている人からじゃないと買わないという人もとても多いです。
しかし、閉鎖的なその関係に固執するあまり新しいものを買わない、
あるいは新しい人を入れないといった状況も
ビジネスではよく見られるんじゃないかと思います。
一般的にこの傾向は田舎に行くほど顕著です。
景気が良い都市と悪い都市の違い
われわれはビジネスをしている以上、
経済的な発展を追い求めているわけですが、
ある地域が経済的に発展するとはどういうことでしょうか?
それは新しい商品・サービスが出てきて世の中に流行る、
それに伴って新しい企業や人が入ってくるということに他なりません。
そう考えると、田舎のように
「知っている人からでないと買わない」
という姿勢は、
その地域の経済的発展を妨げている可能性が高いわけです。
日本には首都・東京以外の大都市がいくつもありますが、
こういったビジネスに対する姿勢が都市ごとの経済の好不調を分けているな
という感覚があります。
東京は世界的な大都市です。
東京が戦っているのは、
大阪や名古屋など日本の他の都市ではなく、
世界の他の大都市です。
ですから、東京は世界の他の都市と
人・モノ・金の取り合いをして勝たなければならないわけです。
一方、日本の大都市は、大都市同士で同じように人・モノ・金の取り合いをする、
つまり競争をすることによって発展するわけです。
ということは、
必然的に新たな商品やサービス、
また人を受け入れるのがどれだけ早いか、
どれだけ積極的かによって、
都市の経済的発展と言うものに
差がついてくるということが言えるわけです。
仲間うちで固まるのは発展を拒否することと同じ
いま勢いのない大都市は例外なく、
この新たな商品やサービスへの興味、
投資あるいは購買活動が弱いなと感じます。
簡単に言うと、
仲間内で固まってしまっているわけですね。
仲間内だけでビジネスをぐるぐる回す。
そんなことでは当然、
都市全体の経済発展は望めないわけです。
外部から新たな商品やサービスを導入して都市全体の経済発展に貢献する、
また地域内の企業やサービスを他の地域に広めていく。
つまりどんどん外に出ていくということも地元経済への貢献になりますよね。
経済が停滞しているところは例外なく、
内向きで引きこもっています。
そういう現状をなんとか打破したい。
そんな思いを持ってビジネス活動をしています。
だからこそ、自分の商品・サービスの価値を正しく伝えられるようになることは重要なんですね。
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