店舗のWebサイト・ホームページはキャッチコピーが大事

マーケティング

店舗のWebサイト・ホームページはキャッチコピーが大事

最終更新: 2019.9.27

あなたのホームページは、ありきたりな売り文句になっていませんか?

まずは前回お伝えしたとおり、ターゲットを絞り込めていることが大事です。

検索ワードに合わせて、ページでも対象をはっきり書いてあげると良いでしょう。

「○○中学校に通う1年生の皆さんへ」
「○○高校への合格実績No.1の学習塾」
「○○市内で個別指導塾をお探しのお母さん」

では、あなたの店舗ページを見てくれた人が
「この店舗に行ってみよう、問い合わせてみよう」
と思うきっかけはなんでしょうか?

ページのデザインやコンテンツの見せ方などの情報も大切です。

しかしやはり、ホームページの文章を読んで、興味が湧くかどうかが一番大事です。

あなたはどんなお客さんが欲しいですか?
「成績を上げたい子」
「学校の授業についていきたい子」
「第1志望校に合格したい子」
教室ビジネスならだいたい、このような答えが多いです。

しかし、それは他の塾と何が違うのですか?
どの塾の先生も同じことを思っているのではないでしょうか?

「成績を上げる!」「第一志望校合格!」
なんてどこの教室も言っているので、実はお客さんにはちっとも響きません。

もっと具体的にイメージする

前回お伝えした「ターゲットの絞り込み」と同じく、ニーズをより具体的に絞りましょう。

「成績を上げたい」
→「平均点を取れるようになりたい」

「授業についていきたい」
→「中1の数学から理解しなおしたい」

「第1志望校合格」
→「偏差値40から○○高校を目指したい」

など、具体的であるほど響きます。

絞り込むと、どうしても来てくれるお客さんが減ってしまうのでは、と心配する方が多いです。
しかし実際は、具体的に書くことでそれと似た要望を持っている人も来てくれるようになります

お客さんの悩みにフォーカスする

もうひとつは「ウチはこういう店だ!」でなく、ターゲットが抱えている悩みや解決したいことを先回りして発信することも効果があります。

そして、あなたの店舗ではその悩みをどう解決するのかを、お客さんに理解しやすく文章で打ち出します。

「受験勉強はいつから始めるのが効果的?」
「これで英語は怖くない!○○式勉強法」

など、興味を引くコピーを打ち出しましょう。
その裏付けとなる事実や生徒の声、問題の解決法を解説しましょう。

ウチのお店ではこれができる!というだけではなく、お客さんが抱えている問題点をここでどう解決できるのか。
そのイメージを持ってもらうことで、実際の来店・問い合わせにつなげていくわけです。

「ありきたり」を脱却しましょう!

店舗系ビジネスのWeb集客ではターゲットを絞り込むほうが強い店舗系ビジネスのWeb集客ではターゲットを絞り込むほうが強い前のページ

お客さんにわかりやすい店舗系ビジネスのホームページとは次のページお客さんにわかりやすい店舗系ビジネスのホームページとは

ピックアップ記事

  1. 新規顧客の獲得コストは必ず計測するべき

関連記事

  1. 自店舗のWebサイト・ホームページを持つ重要性

    マーケティング

    自店舗のWebサイト・ホームページを持つ重要性

    「ネット集客」といえばまず思いつくのは「店舗のホームページ」でしょう。…

  2. "USP"の本当の意味と感情的ベネフィットを考える

    マーケティング

    “USP”とはなにか:本当の意味を考察する

    「USP」って聞いたことありますか?Unique Sellin…

  3. セールスで最優先すべきはお客さんとの関係性構築

    マーケティング

    セールスで最優先すべきはお客さんとの関係性構築

    お客さんとの関係づくりができる前に、商品やサービスを売ろうとすると失敗…

  4. お客さんにわかりやすい店舗系ビジネスのホームページとは

    マーケティング

    お客さんにわかりやすい店舗系ビジネスのホームページとは

    さてここまでで、しっかりとターゲットを絞り、その人たちに響くようにメッ…

  5. 店舗ビジネスオーナーは、マーケティングの視点を持つべき

    マーケティング

    店舗ビジネスオーナーは、マーケティングの視点を持つべき

    うまくいっていないお店には「マーケティングの視点が欠けている」とい…

  6. 何を買うかより、誰から買うかのほうが重要か?

    マーケティング

    何を買うかより、誰から買うかのほうが重要か?

    「営業」つまり「売る」ことが難しいと感じることは多いですよね?…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


Pick Up

  1. ビジネスとは問題解決である - あなたのビジネスの根本的価値を見つめ直す
  2. 新規顧客の獲得コストは必ず計測するべき

Special Feature

  1. 登録されている記事はございません。
  1. 忙しいのに儲からない原因を対策するとビジネスが加速する

    ビジネス・経営

    忙しいのに儲からない原因を対策するとビジネスが加速する
  2. 忘れられるくらいなら嫌われるほうがまだ優秀である

    マインドセット

    忘れられるくらいなら嫌われるほうがまだ優秀である
  3. インターネットを使えば売れないものも売れる?

    未分類

    インターネットを使えば売れないものも売れる?
  4. Web集客でブログ記事を書くときは要点を1つだけに絞る

    未分類

    Web集客でブログ記事を書くときは要点を1つだけに絞る
  5. デザインの美しいWebサイトの必要性

    未分類

    デザインの美しいWebサイトの必要性
PAGE TOP