最終更新: 2019.9.26
Webサイトで集客が上手くいかない場合、デザインがよくないからだ、と思う方がいらっしゃいます。
しかし、Webサイトのデザインは、集客・売上へはそれほど大きく影響しません。
実際に、お世辞にもきれいとはいえないデザインのWebサイトでも、しっかり売上を上げている会社はたくさんあります。
お客さんのニーズにちゃんと応えているからですね。
それとは逆に、最新の技術を駆使して、見た目はカッコいいデザインのWebサイトを作り上げても、実際には売上に全くつながっていない会社もあります。
お客さんがWebサイトを見る目的は何か
このことは、お客さんがあなたの会社のWebサイトに、どのような理由で訪れているのかを考えるとわかります。
お客さんがWebサイトに訪れるのは、多くの場合、何か困ったことや解決したいことがある時です。
その場合にお客さんが興味を持つのは、あなたの事業がどんなことをしてくれるか、ということです。
お客さんは、あなたの事業内容を見て、他のサービスと比べてメリットがあると判断した場合に注文や問い合わせをくれます。
ですから結局のところ、いちばん大切なのはデザインよりも内容です。
見た目がどんなにカッコいいデザインだったとしても、必要な情報を見てもらえない、見つけづらいということでは全く意味がありません。
デザインが綺麗であることは、差別化の要素の一つでしかありません。
売上を上げることが目的ならば、デザインは二の次で構わないのです。
Webサイトに取り入れるべきデザインとは
とはいえ、必要最小限のデザインは必要ですが、それは「必要な情報がどこにあるかがわかりやすいデザイン」ということになります。
さらに言えば、少なくともマイナスの印象を与えないデザインである必要もあります。
レイアウトや配色を間違えると、途端にうさんくさい雰囲気のWebサイトになってしまうことがあります。
お客さんに見てもらうためにも、以下のポイントをチェックしてみてください。
- どこに何が書いてあるのかがわかりやすいこと
- レイアウトが崩れていないこと
- 背景色が白、もしくは白に近い色であるか
- 配色が多くなりすぎていないか
- 無駄なリンクがないか
- 重たくて読み込みが遅い画像や動画がないか
良いWebサイトは、シンプルでわかりやすいものです。
自己満足のWebサイトにしてしまうのではなく、見てくれるお客さんのことを第一に考えてデザインするようにしましょう。
ここを読んでいるあなたが求めているWebサイトは、趣味で作るホームページではなく、「売上につながるWebサイト」であるはずです。
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